こんにちは!通訳案内士を目指して勉強中のゆかゆかです。
子どもの頃から暗記が苦手!歴史で赤点連発の私なのですが、
30歳折り返し地点で通訳案内士試験に向け、今さら日本史・地理を勉強しています。
学校の勉強から離れ、通訳案内士試験の視点から改めて勉強し直すことで、子どもの頃から抱いていた「歴史=つまらない!嫌い!」から「歴史=気づき!興味!」に変わってきました。
私のような勉強嫌いだった大人だけでなく、これから勉強を始めるお子様や歴史がつまらない学生さんにお勧めできる、歴史に興味が湧いてくる方法を紹介します〜
STEP1:親しむ
対象:とにかく歴史が嫌いな方、昔の日本で何が起きたかサッパリな方
よくぞ未知の世界へ一歩踏み出していただきました!
歴史って何が面白いのか、何のために学ぶのかわからないですよね。
まずは体と耳を慣らすつもりで、優しい教材を選びましょう。
お勧め① アニメ まんが日本史
難易度:★☆☆
面白さ:★☆☆
少し古臭いアニメーションなのですが、まずは見て欲しいです!
通勤・通学中に聞くだけでもいいです!
ただ流しみするだけで、古代から現代までのキーワードがどんどん出てきます。
見るのは1度ではなく、何度も繰り返し見ることで、日本史の流れの大枠がつかめてきます。
私は5回は繰り返し流しみをしたことで、キーワードを聞くとアニメが思い浮かぶようになって来ました。
先日気がついたのですが、Amazonプライム会員であれば見れます!
ぜひ、アニメをダウンロードしてみてみてください。
お勧め② アニメ ねこねこ日本史
難易度:★☆☆
面白さ:★★★
有名なので知っている方も多いかと思いますが、このシリーズ最高です!
4歳の娘もはまって見るくらい、飽きさせないストーリーとキャラクターが可愛いです。
気がついたら、テーマソングを鼻歌で歌っている自分がいます。
勉強の仕方としては、歴史上の人物やキーワードがどんどん出てくるので、歴史の言葉になれるつもりで見てみてください。
同じ人物も視点を変えて何度も登場してくるので、記憶の定着にも役立つと思います。
物語はだいぶ簡略化&ねこ化されているので、そのまま覚えないよう注意です。
個人的には豊臣秀吉が完全サルで、他の登場人物(猫)と言葉すら通じない扱いがツボです。
ねこねこ日本史もプライムビデオで視聴できます。
STEP2:物語を楽しむ
対象:日本史の流れがわかる方
日本史の大枠がつかめたら、出来事の裏にある物語を楽しみましょう!
どうして事件や戦さが起きたのか、歴史上の人物はどんな人だったのかを知ることで、かなり記憶に残っていきます。
STEP1では受け身の形で「耳」を鳴らして来たので、STEP2では自ら本を読んで情報を掴みに行きます。
それでも、嫌気が差さない面白い本を選びましょう!
お勧め① 電子書籍版 日本の歴史(角川まんが学習シリーズ)
難易度:★★☆
面白さ:★☆☆
各社から日本の歴史シリーズが出ていますが、私は角川を選んでいます。
なぜかというと「イラストが美しい!」
表紙の絵はどこかで見たことのある有名漫画家がカッコイイ武将のイラストなどを書き下ろしています。
実際の漫画のイラストも今時の漫画家さんといった感じで、すごく読みやすいです。
美容室や通勤など隙間時間があれば、iPadで常に眺めて、何度も出来事できます。
お勧め② 東大教授が教えるやばい日本史
難易度:★☆☆
面白さ:★★★
頑張って覚えて来た息抜きにぴったりの一冊。
この本の内容は本当にヤバイです!
ここまでで学んできた歴史上の人物のイメージを覆してくれます!
学校の授業だと歴史上の偉人って名前と出来事しか教わらないし、少し歴史の流れを勉強しても、その人自身の個性ってわかりにくいですよね。
偉人でも普通の人、いや変人!?なのだと思い知れます。
お勧め③ 超ビジュアル日本の歴史人物大辞典
難易度:★★☆
面白さ:★★☆
お勧め②は息抜き本でしたが、こちらの内容は教科書よりの真面目です。
この本の何がすごいって、キャラクターのビジュアルです!
「絶対こんな感じやないやろ〜!」と突っ込みたくなるような美男美女やむさ苦しい武将の絵が並んでます。
1ページ目の卑弥呼が神々しすぎて、もはや女神!?
とりあえず絵を眺めて、気になったビジュアルの人のエピソードを読むだけで、歴史を知るきっかけになります。
お勧め③ ポッドキャスト 日本の歴史
難易度:★☆☆
面白さ:★★★
通勤・通学中の強い味方!ポッドキャストも活用してみてください。
歴史にちょっと詳しい廣瀬真一さんが、日本史は好きだけどあまり詳しくないオガワブンゴさんに歴史上の人物や出来事を教えています。
オジ様お二人の会話なのです。
個人的には徳川家康が武田信玄と戦った時の話はクスッと笑えました。
実は密かにリクエストを出して、読んでもらえて一人喜んでたりします笑
お勧め④ 対訳 日本小史
難易度:★★☆
面白さ:★☆☆
とりあえず完結に日本史の流れがまとまっている本が欲しい方、
ついでに歴史に関わる英語も学びたい方にお勧めです。
学校では教わらない英単語をたくさん知れますよ。
内容は真面目で面白くはないのですが、ページ数も少ないので、さくっと日本史全体をおさえられます。
お勧め⑤ 大学入試 マンガで日本史が面白いほどわかる本
難易度:★★☆
面白さ:★☆☆
マンガと言いながらも文章が半分です。
説明内容は教科書に近付いているので、すごく簡単にわかるといった感じはないです。
ですが、試験を受けないといけない方は最低限、知っておかないといけないポイントが詰まっている内容です。
「日本史の流れはざっくりつかめたけど、教科書を見るのはまだ辛い」という方にお勧めできる一冊です。
STEP3:出来事や人物、文化に詳しくなる
対象:試験対策・知識を深めたい方
このレベルの方は、このブログは必要ないかも知れませんが、一応紹介しておきます。
もはや、私なんかは遥かに超越されています笑
ここまで来ると、日本史の流れ、出来事は大体頭に入っているので、よりディテールを突き詰めていきます。
お勧め① 山川出版 もういちど読む日本史、詳説日本史図録
難易度:★★★
面白さ:★☆☆
やはり、このシリーズで決まりです。
特に図録は「教科書いらないんじゃない?」ってくらいに情報がのっています。
歴史の流れだけでなく、文化、文学、芸術まで幅広く学ぶことができます。
お勧め② TryiT 高校日本史Bの映像授業
難易度:★★★
面白さ:★★☆
驚きなのですが、家庭教師のトライが日本史Bの授業を全て無料で公開しています!
私は教科書だけ読むのは辛いので、家庭教師のトライの無料授業を聞いて、図録を自分で確認するスタイルで自習しています。
この先生、めちゃめちゃ教えるのが上手です!
間違えそうなポイントを的確に指摘してくれたり、
例え話を上手に使ってくれるので、記憶に残りやすいです。
通訳案内士試験は文化史が頻出なので、文化史の授業だけまとまっているのが本当に助かります。
本気で試験勉強に取り組んでいる方にぜひお勧めです!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
始めは受け身のスタイルで歴史用語に慣れていき、徐々に自分から勉強しに行く方法をご紹介しました。
私自身、すごく歴史が嫌いで一夜漬けばかりして、結局何も残らないタイプでした。
STEP2で紹介した物語を学ぶことを始めると、あのシーンはドキドキした!あそこの場所で悲しい出来事があった!といった感じで、記憶ではなく感情で覚えている自分に気がつきました。
歴史を学ぶことで、歴史を知ると今の私たちのルーツを知ることができます。人が何のために争って来たのかを知り、じゃあ自分自身はどうあるべきか考えるきっかけをくれます。
また、歴史と地理をつなげることで、より旅行が楽しめ、新しい人との出会いの時に出身地を理解していることで相手への興味を示せます。
歴史と地理を関連づけたブログも書いています。
少しでも参考になることがあれば嬉しいです。