Adaloでの「データ・コレクションの関連設定」を紹介します。
IT業界と関係のない方は、苦手を感じるかもしれないですね・・・。
開発は全然できないけど・・・実は、私データベースのテーブル設計を長年やってます!
なので、リレーショナルデータベースは馴染みがあります。
どうやったら上手くデータを処理できるのか、考えるのはすごく楽しいですよ〜!
Adaloの関連はすっごくシンプルに整理されているので、初心者でも怖がることは全然ありません!
この記事を読むとわかること・・・
- データ・コレクションの関連設定
- 単数・複数の関連の違い
今日は前回のピアノのレッスン日誌を使って、関連の設定方法を紹介します〜!
ユーザズコレクションの修正(事前設定)
Step1
Adaloのアプリを作った時に始めから設定されている「Users」に生徒データを保存します。
ということで、「Users」の名前を「生徒」に変更します。
- Collection Nameを修正
Step2
- Updateを選択
これで、生徒データを保存する場所ができました!
データ・コレクションの関連設定
どの「生徒」の「レッスン日誌」かわかる項目を用意していきます。
「生徒」と「レッスン日誌」の関係性も整理してみましょう〜。
関連性の整理
項目を設定する前に、まずは2つのデータの関係を整理します。
こんな感じで、それぞれのデータを主語にして質問していきます。
Q1. 生徒1人は複数のレッスン日誌を持ちますか?
→YES 生徒はレッスン日ごとにレッスン日誌を書きます。
Q2. 1つのレッスン日誌は複数の生徒に向けた内容ですか?
→NO 1つレッスン日誌は1人の生徒に向けた内容です。
「生徒」と「レッスン日誌」の関係・・・
つまり、「生徒」:「レッスン日誌」は「1人」:「N個」の関係となっていることがわかります。
もし、1つのレッスン日誌が複数名に向けた内容であれば、「N人」:「N個」となります。
Adaloに設定する
関係の整理ができたので、Adaloに設定していきます。
項目追加
Step1
- レッスン日誌の + ADD PROPERTY を選択
Step2
- Relationship を選択
- 「生徒」を選択
Step3
ここで、関連性の一覧が出てきます。
- 生徒は複数のレッスン日誌を持つ
- レッスン日誌は1つの生徒に属する
を選択!
でも、よくわからない時は、一番したの複数同士を選択しちゃっても良いかなと思います。
追記:データの関連を整理してみました。(2021/09/27)
Step4
- 項目名を修正
- SAVE を選択
これで関連を持った項目ができました〜!
結構サクッとできちゃいますよね。
関連情報を登録
レッスン日誌の一覧を表示して、生徒情報を追加してみます。
Step1
- 編集したいデータを選択
Step2
生徒の項目を選択すると、既に登録ずみの生徒情報を表示します。
- 生徒名を選択
Step3
- SAVEを選択
Step4
おめでとうございます!どの生徒のレッスン日誌かわかるようになりました〜!
- DONE を選択
Step5
ちなみに、生徒の情報からも、レッスン日誌の情報を見ることができます。
まとめ
今日はAdaloでのデータの関連設定を紹介しました。
関連を設定する場合も、設定の前に関係性を整理してみることをお勧めします。
関係性を駆使して、リスト項目を作成できたりするので、ぜひ使いたい機能です。
日常生活の中でも、データの関係性を考えてみると、新しい発見があるかもしれません笑。
▽ NoCodeアプリ Adalo